ストーリーが面白い基本無料スマホゲーム・スマホRPGまとめ
はじめに
管理人視点でストーリー重視のスマホゲーム、特にスマホRPGをまとめた。壮大なシナリオ等を売りにしてプロモーションを展開しているRPGは数多くあるが、実際の中身が薄いゲームが多くがっかりする事があります。ストーリーをあくまでゲームのついでとして取り入れているRPGは除外して会話が面白い、設定が奥深いなどを考慮して選出した。ゲーム性などはあまり触れずに主にシナリオの魅力についても軽く説明する。
実際に遊んだゲームのみ掲載していくので数は少ないが、あまりストーリーRPGとして取り上げられないゲームが多いので機会があれば遊んでみてほしい。なお、本ページはシナリオがとっても面白かったゲームを紹介するページだが、それなりに面白かった・努力の跡があるなどシナリオ重視として開発している他ゲームはこちらでまとめていく予定だ。
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ワールドチェイン【ワルチェ】
歴史改変の狭間に残された学園都市でたまたま存在を許された学生3人が歴史を元に戻すために過去にタイムワープする物語。歴史を追従する側面も持ち、歴史オタクの女の子が史実と異なる箇所を発見して潰していく。第一章は戦国時代で織田信長の死亡を阻止する話だが、現代に生き残った一人が信長の子孫だったりと結構にくい演出がある。歴史追従の側面も持っており、要所要所にタイムワープする事で織田信長の成り上がり譚を楽しめる。時代がとんとん拍子に飛ぶのでキャラが成長したり(立ち絵も変化)、キャラの苗字が変化したりと言った戦国時代キャラの変化も面白い。(そして主人公達は一瞬で移動してるから外見変化は皆無)。現代の学園では絆ストーリーとして仲間達と過ごしたりなかなかストーリー付きゲームとしてもしっかり作られている。戦闘はチェンクロ。
感想：
ワールドチェイン【ワルチェ】：歴史を追体験して過去改変を止めろ！チェンクロ戦闘の歴史体験シナリオ - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
ブレイジング オデッセイ【ブレオデ】
記憶喪失の召魂師の少年が辺境の村を中心に記憶を取り戻すため冒険するゲーム。あらすじだけ書くと平凡な物語に見えてしまうのだが、かなり重圧なシナリオ。特に主人公最強系でなく、村人の助けを受けながら、一進一退の攻防はかなり熱かった。村はモンスターに襲われ…みたいな内容を、結界を張って死にそうな巫女、助けにこない帝国などかなり緊迫感を出している。そしてそのモンスター退治も、住処までの橋を作って、弱点武器を錬金して…と村人大活躍な様子が見て取れて、よくある主人公がいたからなんとかなった系ではなく、協力して倒したぜ！感が強い。ライターの名前こそ好評していないものの物語構成力のレベルが高い。2章以降もシリアスで緊張感スレスレの冒険が続く。
召魂師(過去の英雄の人間を呼ぶ召喚師)ドラクエモンスターズスーパーライトのように移動し、FFBEのように宝やモンスターと遭遇するいいとこどり。戦闘はサクサク系。
感想：
ブレイジング オデッセイ【ブレオデ】：重圧で高クオリティなシナリオが楽しめるRPG - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
あっきのじかん
魔族の王女が金欠王国のために金稼ぎを行うRPG。アンビションらしいゆる～いキャラとコミカルな世界観が魅力。過去に人間と魔族が和解し共同で住んでいる設定なので、様々な種族が個性豊かに会話を行う様がカオス。主人公の王女はちょっと怒ると魔力を暴走させ街を壊滅させ、山を破壊。そして王国は賠償金で年中金欠。戦闘サクサクで快適に会話を読む事ができる。主人公を中心とした物語以外に主人公と行動を別にしたNPCキャラの行方も外伝として楽しむ事ができるのが特徴。システムは予算を豊富に使った大企業ソシャゲと比較すると一歩及ばないが、基本的な面白さは兼ね備えている。
あっきのじかん：腹黒魔族王女のコミカルな貧乏脱出冒険譚 - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
感染×少女
ゾンビウイルスでパンデミック化した都市を舞台としたサバイバルホラー。空気感染率が高いものの、何故か若い女性は噛みつかれないと感染しないため女性ばかりが生き残った中、何故か唯一生きている青年男性が主人公のハーレムゲーム。ただ、ハーレム要素よりも極限状態の共同生活、ゾンビに噛みつかれた場合の仲間の対処など過酷な生活の要素を強めに物語が展開する。最初は気弱な主人公が成長する姿も面白さのポイント。シナリオプロットが良いので、物語を見るためだけにプレイするのもありなゲーム。ただ、動かない二次元の味方と敵、一昔前のシステムインターフェイスでチープ感漂うシステムなのでシナリオ以外はあまり期待できない。ただ、B級ながら、シナリオの出来は一見の価値があり、ストーリーを見る程度なら初期3人のレベルを最大まで上げれば十分なので、それだけのためにインストールする価値はあり。
感想：感染×少女：緊迫したゾンビサバイバルを描き切ったサスペンスRPG - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
ファンタジーウォータクティクス
韓国ネクソンが運営するシミュレーションRPG。ただ、日本語はとても良好で違和感を全く感じない。世界征服を目指す3枚目主人公が、同じく世界制覇を目指している謎の機関に立ち向かう。変人しかいなくて突っ込みが追い付かない。キャラが個性的でライトノベル的な物語が展開する。クエストの前後の他、特定キャラが揃うと発生するストーリーイベントがある。なお、味方はクエストで仲間になるため、課金できないからストーリーが見れない……という事はなさそうだ。
ひたすらレベル上げて、仲間集めて、クエストドロップで装備を入手するハクスラタイプのソシャゲ。F&G製以外で初めて操作良好なシミュレーションRPGが出たと思う。ガチャはあまり重要ではない。たぶん対人戦を意識しなければ課金ガチャの必要も無し。そのぶん先に進むにはレベル上げや装備ドロップが必要になるので、ゆっくり時間をかけないと先に進めないのがストーリー重視派の欠点かな。個人的には久々の純粋なハクスラで楽しんでいる。
感想：ファンタジーウォータクティクス【ファンタク】：3枚目キャラが世界征服するシミュレーションRPG - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
ヴァルハイトライジング
FFBEを思わせる2Dドットが印象的なゲーム。熱血漢、熱血漢の世話役、冷静男、無口な少女の4人パーティーの関係もFFBEに似ている。こてこてのファンタジー世界を舞台にライズと呼ばれる召喚獣みたいな魔物を従えた主人公達が神を封印すべく旅立つ。神の封印は4つの異世界に赴かなくてはいけないのがストーリー的な面白さでファンタジー世界の住人が様々な異文化に触れる。ストーリーの設定や作り込みはFFBE以上だと思う。ドットだけど、かなりのボリュームがあるシナリオだ。なお、戦闘はグラフィックが2Dドットなテラバトル。
感想：ヴァルハイトライジング：ドット絵+テラバトル+FFBEの王道ファンタジー物語 - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
オルタナティブガールズ
12人の女の子達のキャプテンとなり夜魔（ナイトビースト）と戦う美少女RPG。キャラ1人1人に新密度があり、上げる毎にキャラエピソードが見れる他メインクエストは吸血鬼事件など伝奇的な物語が展開する。メインシナリオは美少女ゲーらしく物語の設定や背景よりもキャラ1人1人に焦点を絞ったキャラ物の成長ストーリーが楽しめる。ただ、あくまでキャラメインなので本筋のシナリオはキャラを盛り上げる用でありシナリオよりもキャラを楽しむ物語だ。VRモード搭載だけど擬似VRモードがいい感じで3D空間を動き回る美少女を追いかけたりと、とても新鮮なギャルゲーだ。またLive2Dで表現された女の子達はVRモードだけでなくシナリオ・戦闘共に激しく動き回る。ストーリーモードはシナリオ+動き+ボイスでアニメを見ているような気分になる。
感想：オルタナティブガールズ【オルガル】：可愛い女の子が3D空間を派手に動く美少女RPG - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
天穹のアルクルス
4人の冒険者が塔を登る冒険RPG。塔の攻略風景や仲間とのじゃれ合いなど「冒険者仲間」を強く意識した内容。塔を登る他の冒険者との掛け合いもあり、この種の小じんまりした「冒険譚」話が好きなら面白いと思う。ライトノベルのような雰囲気。キャラは適度に動く。なお、システムは1年ぐらい前のソシャゲレベル。そしてシナリオ目的の場合、戦闘に時間がかかる問題がある。シミュレーションRPGに一筆書きを採用したような戦闘システムでしっかりした思考を要求される。またレベル上げも容易ではない。これに妥協できるならシナリオはしっかりしているので遊んでみてもいいと思う。
感想：天穹のアルクルス【天クル】：なぞる爽快感、「冒険」を意識した物語 - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
シノビナイトメア
戦国時代和風な世界観のRPG。架空の国ジパングが舞台だけど主人公が現代語バリバリで機械も発達しているので、戦国日本がそのまま近代になったイメージ。閃乱カグラ、魔法少女まどかまぎかのオマージュを確認。可愛いクノイチ4人の青春活劇もの。クノイチになる契約を交わす時に何か大切なものを1つ奪われるらしいので後半がシリアスになりそう。チュートリアルは3D演出が多く楽しかった。その後は普通のノベル形式だが、フルボイスだし設定が細かいので設定厨な自分としては面白い。gumi産なのでガチャ等はシブい。あと3Dで迫力ある演出がウリなので旧スマホだと動きが悪いと思う。
感想：シノビナイトメア【シノビナ】：現代+和風な世界でまどまぎライクな伝奇物語 - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
ワンダークラウン
ゆるドラシルを運営しているクローバーラボの開発したRPG。オープニングからゆる～い世界観に奇抜なマグロがいたのでゆるドラ継承の奇抜ストーリー路線かと思ったが、ゲームを進めると少年漫画的な王道ファンタジーだった。オタク系ファンタジーよりもワンピースやハガレンなど一般的な少年漫画に掲載されるような熱血ファンタジーだ。主人公つっこみ、周り全てボケな役割ができていて漫才な内容も込めつつ、主人公の成長、戦の敵味方に分かれた獣人兄弟の攻防、魔族の軋轢など王道ストーリーながらギャグ・シリアス共に良くできている。ちなみに雰囲気は下部で紹介しているプリンセスラッシュと似ている。
感想：ワンダークラウン【ワンクラ】：少年漫画のような熱く緩い王道ファンタジー - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
サムライライジング
白猫ライクなアクションRPG。西洋ファンタジー、古代日本ファンタジー、中華、ファイナルファンタジーの4要素が交じり合った不思議な世界観が味わえる。ストーリーを見るだけならプレイ中にたまる石で☆4、1体確定10連を行ってあとは普通に強化しておけば今のところ問題ない。神を敬う伝統を守るか、文明を発達させるかの対立構造が中心で産業文明の雰囲気を感じる。
感想：サムライライジング：白猫ライクな和風ハクスラアクションRPG - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
真空管ドールズ
半重力で空中浮遊できる独特な科学が発達した近未来が舞台。人工知能があるドール型ロボット「真空管ドール」の女の子を愛でるRPG。「グラビティ・バウト」と呼ばれるドール達の空中戦バトルを楽しむ。イメージは女の子ドールのポケモンかな。
ただのギャルゲーかと思いきや、擬似科学の説明や政府の暗躍など5pbのシュタインズゲートなど科学アドベンチャーシリーズに似た雰囲気を感じる。秋葉原が舞台だし。柔らかみのある繊細なグラフィックと神秘的な音楽で世界観も整っている。ただ、ドールの空中戦に慣れるまで、そして強力なドールやパーツを入手するまで苦労するのがシナリオを楽しみたい方の欠点かな。あと、回想機能がまだ実装されていない。(←実装してくれるよね、運営さん）
アヴァロンオメガ
3DCGを上手に生かしたアニメーションと王道ながら各キャラの内面に焦点を絞ったシナリオは質が高い。スマホでここまでストーリーの演出に力を入れているゲームは久しぶりに見た。時代を逆行しているレイド・ギルド主体のポチポチゲー的なゲーム性や画面遷移やロード時間など細かいUIの悪さが気になる欠点がある。ただ、現時点でストーリー部分に関してはキャラの育成と関係ない部分で全て閲覧できるのでストーリーを求めている私のようなユーザーからしたら有り難い状態。まだコンテンツ量が少ない事とアクティブユーザーがほとんどいなさそうでちゃんと運営終了までにストーリーが完結するか心配。モバゲーで配信中の前作「アヴァロンの騎士」とはあまり関係ない模様。
感想：アヴァロンオメガ(AvaronΩ)：良質なシナリオと3Dアニメ満載のストーリー - スマホゲーム空間 ～iPhoneアプリのレビューと攻略～
メビウスファイナルファンタジー
コンシューマーを意識し美麗さを追求したスマホRPG。画面の美麗さや迫力ばかりがクローズアップされるが、実はストーリーもとても素晴らしい出来となっている。シナリオはFF7,8,10やヘラクレスの栄光を手掛けた野島一成氏が担当している。定期的に新たなシナリオを配信するスマホRPGの形式と野島氏の相性がとても良く、新たなシナリオが追加されるたびに考察をしたくなるような出来映えとなっている。また、コンシューマーのFFを彷彿するような映像と戦闘システムがさらにシナリオを盛り上げる相乗効果もある。
そして注目はなんといってもコラボ系イベント。メビウスファイナルファンタジーのイベントは本編ストーリー1章分のマップとシナリオが用意されていてボリュームたっぷりだ。例えば2016年1月に実施したFF7コラボイベントではFF7の主人公クラウドと本作の主人公が共に冒険するニヤリとするシナリオがボリュームたっぷりで展開する。
本作主人公のセリフが皮肉げでまるでアメリカのアクション映画を見ているようなセリフ廻しも良くできている。FF7コラボイベントは、クラウドとメビウス主人公が共に皮肉屋だから共に冒険する妖精が突っ込みまくっていた。
ヴァルキリーアナトミア
ヴァルキリープロファイルシリーズのスマホRPG。ヴァルキリープロファイルは死者を選定しエインフェリアを導くヴァルキリーの活躍を描いたRPG。初代の物語は死者の死の間際をヴァルキリーが感じ取りストーリーとして展開する。陰鬱な世界観やストーリーが好評だった。2やDS版咎を背負う者のテーマは初代とは似て、異なっているがスマホ版のアナトミアは物語りのテーマから始まり戦闘システムなども初代を踏襲した内容になっている。キャラ毎に死の間際のストーリーとエインフェリアになってからのストーリーを描いている。陰鬱さも初代を踏襲している故にストーリーの選り好みはあるものの、各キャラの所属、地点、時代(10年程度の差だが)はそれぞれ異なっており、各キャラのストーリーから全体像を把握していく楽しみがある。
クルセイダークエスト
暗黒に捕らわれて人間を襲っているボス達を正気に戻していく内容。韓国製だが翻訳は良好で読める程度レベルではなく、キャラの個性もしっかり際立てており、会話の掛け合いを楽しむ事ができる。ストーリーを進めていくと女神が仲間になる。物語の評価としては良質なラノベ。封印した邪神を復活させようとする企みを阻止する事が序盤の主な目的になる。話は常にシリアスモードで進むがキャラの個性がたった会話シーンが面白い。ちなみにメインストーリーは無口な男主人公(ほぼいるだけ)以外勇者団団長の女性と女神達のみの会話で進むため女性オンリーになる。特定勇者(キャラ)を集めると閲覧できるサブストーリーは男女混じってコメディになっているが。
ちなみにストーリー以外でもさくさく進む癖に戦略性があるパズル風味のゲームシステムが個人的に大プッシュである。
ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶
古代、中世、現代、???、未来と時代を超えて旅をするRPG。配信当時はできる事の少なさで客を減らしたが現在はできる事が多い。ストーリー的にはレジェンズの続編ではなくクロノトリガーと見た方が正しい。
シナリオライターもクロノトリガーの時田貴司氏だし。エルフやドワーフ、召喚獣なども登場しFFの世界観を上手にマッチさせながら時田ワールドを築きあげている。
誰ガ為のアルケミスト
ファントムオブキルのスタッフが作った戦略シミュレーションのソシャゲRPG。ファントムオブキルがラノベ的なノリ(且つストーリーが薄め)なのに対してこちらは錬金術などをキーワードとして部族や王国、内乱、侵略など中世的ファンタジーを舞台にした部隊戦を描く本格戦略的なシナリオとなっている。ファイヤーエンブレムなどが好きならこの世界観にはハマりやすいと思う。欠点を上げるとすれば、できる事が多すぎて(プレイヤーがしなければいけない事が多すぎて)シナリオに集中するために多大な努力が必要な点か。
グランブルーファンタジー
テレビで常に宣伝していたりガチャなどで問題が常に起こっているため知名度が良い意味でも悪い意味でも高いスマホRPG。空中に浮かぶ複数の島を舞台にしている。17～18世紀レベルの文明圏での物語が展開する。ラノベ的なノリ。コラボイベントで他アニメやゲームのキャラが普通にグランブルーファンタジー世界に登場するのが面白い。一応アプリで提供されているがブラウザで読み込んでいるレベルなのでネイティブ程動きが良くないのが欠点か。
