大繁盛！ まんぷくマルシェ2：へんてこな料理を作る経営シミュレーション続編
大繁盛！ まんぷくマルシェ2
へんてこな料理だけど何故かメシテロになるぐらい旨そうな料理を開発して販売する経営シミュレーション続編が前作から1年、満を帰してリリースされた。
大繁盛！ まんぷくマルシェ2は1と異なり食材集めが無くなり、システムがスマートになったものの、相変わらずへんてこな料理を開発して王国で世界一の料理を目指して店を立ち上げる。
大繁盛！ まんぷくマルシェ2は料理を開発して販売するゲームだ。料理を開発するにはまずゴーマンストアで食材のセットを購入する。1セットで5つの食材が入手でき、1回購入するだけで複数の料理を開発できるようになる。そして料理を組み合わせて新メニューを開発する。料理を販売する事で入手できるCPを使うと開発できる料理のヒントを得る事ができ、簡単に料理が開発できる。(まあ攻略サイトを見るのが一番手っ取り早いが……)他、自由開発で食材を組み合わせて試行錯誤しながら自力で開発する事もできる。開発できる料理はその時の所持食材、登場キャラ、キャラの新密度やレベルなどが影響してそうだ。
料理を開発したら次は販売だ。開発した料理を店に並べる事ができる。はじめは1品を20個しか並べれないが、ゴーマンストアで販売スペース拡張や在庫置き場拡張などを購入する事で複数品並べたり20個以上を販売する事ができる。前者は購入確率が増え、後者は放置しても売り上げが上がる時間が増える。店に置く料理の組み合わせによってフェアが発生する。例えばアボガドフェアはアボガドで作った料理が3品以上あると発生する。これも客寄せの要になっており、どれだけフェアを同時に開催できるかが面白味だ。(前作以外にカラカラ惑星など、このシステムはアソボックスのお得意分野でもある。)
さて、客層は男の子・女の子・大人男性・大人女性・熟年男性・熟年女性の6種に分かれる。シェフが主人公合わせて6人いるが、誰を店番にするかで客層の集まりやすさが変わる。そして料理もそれぞれの客層への売れやすさがある。なので料理・シェフを上手に組み合わせないと全然売れない事態にもなりうる。客は店の前を歩いているので画面タップでも店に呼び込める。
▲アイテム購入で見た目も変化していく
客の集まりは店の信頼度と営業が影響する。営業項目はゴーマンストアで購入可能。店番をしている人以外は営業を行う事で店前を歩く客候補が単純に増えてくれる。一度設定してから営業終了まで時間が設けられており、定期的に設定しなおす必要がある。(さすがに放置ゲームなので)信頼度は料理を販売する他、画面の吹き出しをタップしても増える。
これに加えてキャラクターのスキルがある。店番しているキャラは時間回復でスキルポイントがたまっていく。そして溜まったら任意にスキルを発動でき、そのキャラ固有の客を連続で複数人集める事ができる。(数はスキルレベル依存)一気に売り上げアップ。定期的に動画広告を見てスキルをマックスにする事ができる。
ゴーマンストアは(今作だと単純なお助け店？)は他にキャラの新密度を上げる消費アイテムやスキルをまんぞくスピード・最大満足度を上げるアイテムを販売してくれる。
やれる事沢山！経営放置ゲーの決定版
料理開発→販売→営業で店をまわしながら、溜まったお金で食材や店・キャラの強化をしつつ店の信頼度を上げる……とプレイヤーができる事は山ほどある珍しい放置ゲーだ。個人的にアソボックスの経営シミュレーション型放置ゲームは好きで応援している。放置ゲーをベースに独自のゲーム的面白さを追求していて放置に留まらないからだ。
まんぷくマルシェシリーズもはふわふわで少女漫画な世界観を作りながらも、料理開発、そして販売、販売も売り子によって店に呼べる客層が変わるなど独特なシステムになっていて放置に留まっていない。キャラも個性的で新密度や他ステータスアップ時の会話も面白い。
価格は無料、1回でも何か購入すると画面上の広告が消える。今作からでも遊べるが、基本的にストーリーは前作を踏襲しているので気になる方は前作もあわせて遊んでみよう！
