倉庫番Touch：本家の良問が揃った倉庫番
倉庫番Touch
倉庫番Touchは倉庫番シリーズの本家本元アプリだ。倉庫番は有限会シンキングラビット社長の今林宏行氏が1982年に開発したが、権利がファルコン株式会社に移行した。ファルコンはシンキングラビットレーベルからリリースしたのがこのアプリだ。問題は全てオリジナル開発者の今林宏行氏が作成している。
倉庫番は箱を前方にしか押し出せない自キャラを用いて、ステージにある全ての箱を指定の位置まで運ぶパズルだ。見た目は現代風だが、ルールはオリジナルから変わっていない。マスをタップで自キャラがマスまで移動して、自キャラを箱隣まで誘導してから箱をタップで箱を1マス前進させる。
本家はやっぱり良問だね。
マリオメーカーをプレイすると感じる本家マリオの素晴らしさ。これと同じで倉庫番クローンをプレイして分かる本家倉庫番の面白さ。たぶん本家が素晴らしいのではなく、今林宏行氏のパズル作成能力が非常に高いのだろう。(なにせ1982年からずっと関わってきてるし)。シンプルな面なのにしっかり考えさせる良問が揃っているのだ。
また、クリア後に表示される開発者メッセージもひょうきんでユニークでジョークに溢れている。これも今林宏行氏なのかな？このメッセージが見たいのでプレイしてしまう。あと感じるのは操作の快適さと温かみのあるグラフィックだ。思ったよりもしっかり作ってある。歩数表示や1マス戻る、最初からやり直すなどパズルとして欲しい機能も揃っている。
現在確認している限りだと無料でプレイできる問題は160問。有料でプレイできる問題が20問120円で5つある。たぶん有料はタイトルから見るにPC版から抜粋している。問題は随時追加されるようだ。これとは別に答えまで誘導してくれる機能の価格が120円、広告除去が600円だ。プレイしてると答えを誘導してくれる機能が欲しくなる。
パズルはいつも感想を書く時にイメージを掴んでもらうため実際に問題を1問解いて紹介しているのだけど……まあこの王道タイトルをわざわざ解かなくても大丈夫だろう。たまにプレイすると「う～ん」と唸る問題もあり良いアプリだ。論理パズルとは何か考えさせられるアプリだ。
