One Tap Tennis(ワンタップテニス):ワンタップが止められないChillingoのカジュアルアプリ
ワンタップのシンプルな操作
One Tap Tennisの操作はシンプルだ。プレイヤーコートは画面下で相手コートは画面上になる。
ゲームはまず相手がサービスを撃つ事からはじまる。こちらからサービスを撃つことはない。
ボールが画面下の自コートに迫ってくると同時に黄色の直線が近づいてくる。敵がサービスを撃つと同時にプレイヤーコートには中央に赤みがかかった黄色の範囲が見える。プレイヤーは相手の黄色の直線がこの範囲にある間に画面をタップするだけだ。
タップするとプレイヤーはレシーブをすると同時に相手の体力を奪う。赤い範囲だと2倍の体力を奪う。
相手は体力が無くなるまでユーザーが撃ったボールをさらに打ち返すので、相手の体力がなくなるまでタイミング良くタップしていく事になる。
何気に難しい。
相手は単純にストレートを放つ場合もあれば、トップスピン、アンダースピンをかけてくる場合もある。トップスピンをかけられると相手から迫る直線の動きが可変動になりタイミングを計りにくくなる。自コート前方から後方まであらゆる揺さぶりをかけてくる。序盤の相手はボール速度が遅かったり、狙う場所も中央、プレイヤーの範囲も広かったりして簡単だけど少し進むと、この相手の可変速や狙う位置がやっかいになる。
タップと直感だけでも、他のカジュアルゲーとは何か違うものを感じるはずだ。
One Tap Tennisのステージ
いくつか相手国があり、それぞれの国で複数の相手と順番に勝負をする。また、CPU以外にも各プレイヤーと戦う世界ランキングもある。どちらかがミスするまでひたすらラリーするようだ。相手への攻め方はおそらくアバターが関係している。で、広告以外の収益はこれがメインだろう。また、チャレンジモードとしてロボットが連続して撃ってくるボールを全て捌くモードもある。勝利時にボーナスがある。
広告を見る機会が多い
通常、自動セーブは各国に対して行われ、各相手に対して行われない。そのため、各国の2人目以降に負けた時はまた1人目からになる。ところがOne Tap Tennisは高難易度のタイミングタップゲーなので負け戦が続く。そこで動画広告を閲覧すると、攻略が完了した相手と再び再選する必要がなくなる。また、チャレンジモードは失敗すると動画を見なければ再戦できない。動画広告を見る機会は多い。
感想
何故か夢中になってプレイしてしまう中毒症状が強いアプリ。ワンタップだけど、ゲーム性が強く単純な覚えゲーでもない点が他の同種カジュアルアプリと比べて一歩秀でたのだろう。開発元のChillingoは資金に任せて作ったRavioやKingのゲームと比較するとグラフィック的に見劣りしてしまうゲームが多い。にも関わらずユーザー評価が高いゲームを複数リリースしている。間違いなくOne Tap Tennisもその一つになる。