アヴァロンオメガ(AvaronΩ):良質なシナリオと3Dアニメ満載のストーリー
アヴァロンオメガ(AvaronΩ)の特徴
- 素晴らしい映像演出とキャラの個性溢れるシナリオ
- モバゲー、グリーのシステムをネイティブに移植したポチポチゲー
- インターフェイス的な部分の作り込みが甘い
- レイド・ギルドゲー
注意 アヴァロンオメガはストーリーとその演出が良かったためのレビューです。 全てを評価しているわけではありません。
メインストーリーとキャラ個別シナリオ
アヴァロンオメガの魅力を表現するなら「ストーリーの素晴らしさ」、これに集約される。過去から送られてきた1億体の次元獣。それに立ち向かう管理局。チュートリアルではこの経緯が語られる。
プロローグが終わると、その話はキャラ個別のストーリーという形で語られる。ここまで聞くと王道なのだが、キャラストーリーに癖があって、王道キャラであったり、秘密を抱えていたりと読んでいてかなり面白い。そして、ノベル風のシナリオながらフル3Dで場面場面動き回る映像が素晴らしく、シナリオとその演出方法に力入れて開発していた事が伺える。
これ、1億体ってレイドでプレイヤーが倒す数だよね、きっと。
前作「アヴァロンの騎士」は気にしなくていい
シナリオの出来が最近のソーシャルゲームより一歩秀でている。そのため、気になって前作をプレイしてみた。アヴァロンの騎士はシナリオがほとんど無く、アヴァロンオメガもアヴァロンの騎士とは直接大きなストーリーで繋がっている事はなさそうだ。
レイドゲー
メインクエストはワールドクエストとストーリークエスト。ワールドクエストではジョブの入手を目指す。あまりストーリーなどはないようだ。ストーリークエストはキャラ個別のシナリオが語られる。
タップのみで進行し、クエストの最後にはボスが待ち構えている。こちらも画面下に出てくる攻撃ボタンをひたすらタップする。ボス戦のタップは別に必要ないが、タップする事で武具強化に必要なマナを稼ぐ事ができる。
アヴァロンオメガのメインコンテンツはレイドだ。レイドはメインクエスト中に確率で発生する。プレイヤーはレイドがはじまると必殺を1回行い、救援を求める事ができる。その後は通常攻撃BP20、必殺技BP50で攻撃でき、叉、救援を呼ぶ事ができる。一番のメインコンテンツ。ゲームを楽しめるかはレイドを楽しめるかにかかっている。
他にはギルド戦とコロシアムがある。ギルド戦は私がプレイしていないため省略する。コロシアムは他プレイヤーと1Vs1のバトルを行う。レイドも含めてだが、アヴァロンオメガのメインコンテンツはほとんどが対人や協力など他プレイヤーが絡んでくる。
ゲームシステムはグリーやモバゲーのゲームをそのままネイティアプリ化したようなイメージだ。つまり今は懐かしきグリーやモバゲーみたいなゲームが好きならおそらく楽しいと思う。ただ、システムUI的に面倒だったり画面遷移するたびに通信がかかって時間がかかる欠点がある。
ストーリーを楽しみたいプレイヤーがのこのアプリを楽しむ方法
- アプリをインストールする。
- チュートリアルを終了させる。
- クエストのストーリーモードを開く。(消費AP0)ストーリーを堪能する。
以上。少なくとも現バージョンでメインクエストやその他コンテンツでストーリーは展開しません。つまり映像部分のみを楽しむならインストールするだけでほぼ堪能できる。
過疎っぷりが激しい
現在、リリースして1週間ばかり立つが2chスレはまだパート1。正直、リリースして間もないのに運営終了の危機が速くも訪れそうなほどの過疎っぷりである。ストーリーだけは完結してから終了してくれる事を祈っている。まあ、私もストーリーが読みたいだけでゲーム性は期待していないからなぁ。
まとめ
アヴァロンオメガは正しくストーリーを堪能するためのゲームだ。ストーリーにここまで演出を施すソシャゲはメビウスファイナルファンタジー以来ではなかろうかと感じるぐらいに力が入っている。それに現時点は*ストーリーを見るためにキャラを鍛える必要はない。もしかしたらジョブを集めるワールドモードを進めれば今後何かあるかもしれないが、ワールドモードもレイドバトルを無視すればキャラ育成無しで遊べる。
とりあえず良質なノベルゲームを探しているのならインストールしてもいいと思う。そしてゲーム性が良いと思ったらゲームにも手をつければいいのではないかな。
私はレイドバトル、ギルドバトル、コロシアムをほぼ無視してワールドだけポチポチ突破してストーリーだけを今後も楽しんでいく予定だ。