大琴師：良曲が注ぎ込まれた中華系の音ゲー
大琴師
大琴師は中国のビーマニライクな音ゲー。ボーカルは中国語オンリーだが、中国ボカロ界隈や同人界隈のアーティストもおり、音ゲーらしい素敵な曲が多い。たぶん、弐寺の音楽が好きなプレイヤーなら気に入る曲がありそうだ。ロック・ポップとインスト中心だが、シンセ音源が個性的。完全に中華国内向けに作られているので全て中国語だが、雰囲気でプレイに困る事はあまり無かった。とにかく音楽が好きなのでゲーム性よりも音楽を聴いて欲しくて感想を書いてみた。
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確か2015年中期ぐらいに中国国内で配信開始した音ゲー。リリース当時の中国のAPP STOREはしばらくランキング上位に位置しており、今の知名度は不明だが当時は人気だった。ゲームは快速進入(ゲストログイン)ですぐにプレイ可能。挑戦摸式は、ビーマニのチャレンジモードで指定するお題を達成すればクリア。解禁条件などにもなっている。自由摸式はフリーモード。その時点で選択できる曲を選びプレイする。打棒摸式はごめんなさい。フリーモードとの違いがいまいち分からなかった。フリーモードクリアでも何らかの条件で曲の解禁があるっぽい。
花びらが作るハーモニーが高難易度の要
画面中心に譜面があり、2ノーツ。左側のノーツは画面中央より左をタップ、右側のノーツは画面中央より右タップで反応する。一応これでコンボにも繋がるのだが点数を稼ぐためには、その時点で浮かんでいる花びらにタップする必要がある。花びらをタップすると花が咲いて消える美しい演出がある。シングルノーツは花びらの場所にタップするだけだが、ロングノーツの場合、画面をなぞるとなぞった場所の花びらが全て咲く。ただし、放置しておくと花びらは消えてしまう。また、ロングノーツ中にシングルノーツが混じるノーツはシングルノーツ時に花びらに触れていなければミスとなりコンボが途切れてしまう。
▲ロングノーツにまたがるシングルノーツ。これが一番厄介でありまた一番やりがいのある代物。
プレイするとわかるが、2ラインとは言え、常に花びらの位置を把握しながら叩くのはなかなか難しい。初心者はまあ、コンボにはなるので花びらを無視したプレイで十分だが、さすがにそれだと飽きてしまう欠点があるかな。花びらが美しい雰囲気ゲーの側面もある。中華系のオタク系音楽が聞きたければプレイしてみてもいいかもしれない。そんなアプリだ。現在だとゲーム性で言えばVOEZやLANOTAが優れているため、いまいち突発感に欠けるがそれでも十分面白いアプリだ。価格は基本無料のスタミナ製。
最後に私がこのゲームで好きな曲の原作PVを貼っておく。まあ、このゲームはゲーム性より音楽を紹介したかったので。
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