Yumbers：Threesをステージクリア型まで発展させたオシャレな論理パズル
Yumbers
マスが埋まるまで、ひたすら数字を組み合わせて足していく人気カジュアルパズル「Threes!」。あまりの人気ぶりに「2048」をはじめとした亜種から、「スバラシティ」・「レベルズ」・「ダンジョンタイルズ」などThreesをベースにしながらも独創性のあるThreesライクなげゲームがリリースされている。ここにきて、Threesを参考にしながらも拡張レベルではなく、全く異なるルールで論理パズルまで昇華させたパズルゲームがリリースされている。「Yumbers」だ。
おそらく、Threes!に似たゲームがプレイしたい人には向かない。だけど、私がよく当サイトで紹介している論理パズルが好きな人は、オリジナル性が強くハマりそうなパズルゲームだ。
開発はスペイン、バルセロナに拠点を置くIvanovich Games。あまり聞いた事がないディベロッパーだが、F-ZEROライクな「Cosmic Challenge」など時おりiTunesのおすすめ新着ゲームに掲載されるようなゲームを定期的にリリースしている。
さて、Yumbersのステージには数字ブロックが多数配置されている。数字は1,2,3,4とあり隣り合わせの2つのブロックは融合する事ができる。1と1が融合すると2に、1と2が融合すると3に、2と3が融合すると5になる。つまり数字を融合するとその合計の数字がブロックに刻まれる。ただし、それぞれのステージで最大数字が決まっているので、その数字以上になる融合はできない。
そして、1以外の数字で且つ同じ数字のブロックをその数字と同じ数のブロックを縦か横一列で揃えてスワイプすると、その全てのブロックが消滅する。2と2の2ブロック、3と3と3の3ブロックが縦か横に揃った場合などだ。この要領で全ての数字ブロックを消滅させるのがクリアの目的だ。
マス目はThreesと異なり正方形ではない。キャンディクラッシュのように様々な形のステージが存在する。また、数字が入っていないゴミブロックが存在する。また、動かせるのは横一列だ。列を右にスワイプすると、その列全ての数字ブロックとゴミブロックが1つ右にずれる。この時、壁にぶつかるとそれ以上は進んでくれない。また、2つの数字ブロックが連結していて壁際にある場合は融合する。縦列の移動はYumbersは重力空間になっていて、横スワイプで地面がない空間にブロックがくると下に落ちる。また、縦に数字ブロックが連結している場合に限り下スワイプで数字が融合する。
以上がルールだ。価格は無料、画面下広告とステージクリアのタイミングで動画広告が発生する事があるが、そこまで頻繁ではない。360円でプレミアムになると広告除去できる。問題は計81問。いままでにない種類のパズルのためか難易度は高めで歯応えがある。また、アーケードモードや自作ステージの作成モードなどもある。久々に個性的なパズルゲームに出会った気分だった。
Yumbersのある問題を実際に攻略してみる
私のブログ恒例だが、ある問題を実際に攻略してイメージを掴んでもらおうと思う。
さて、このステージは1ブロックが4つ、2ブロックが3つ、3ブロックが1つの構成だ。まずは最終的に0にする配分を考える。数字の合計は13。そして3ブロックが1つあるので、残り2つの3ブロックを作り合計3個にして消去する事は確定事項だ。残りの数字は13-9=4。2ブロックを2つ組み合わせてクリア。と言う事で3×3個、2×2個のブロックを作る事になる。まず、は左隅の1と2をさっさと3にしてしまおう。
次だが、右隅の1ブロック2つを2にして既存の2ブロックと融合する。この時、青ブロック(数字無しのお邪魔)に邪魔されないように注意する必要がある。まずは上から3列目を右スワイプして2を一段下に落とす。
次に下から2番目を右スワイプ、下から3番目を左スワイプして1ブロック2つを隣り合わせにする。
この状態で下から3番目を2回右スワイプして1ブロック2つの上に2ブロックを隣り合わせにする。(先に1ブロックを融合してしまうと、真下に1ブロック、上にお邪魔ブロックの構成になり融合が不可になってしまう。)その状態で、下スワイプを2回行うと、まず1ブロック2つが融合して2ブロックが作成され、次に2ブロック2つが消滅する。
ここまでくると次は簡単だ。上から2番目を左スワイプ2回で2ブロックを1ブロックの上に落としてから下スワイプで2と1を融合して3にする。その後、3ブロックをその上に乗せ、3つ揃った段階で下スワイプすると全ての数字ブロックが消えてクリアとなる。
