オルタナティブガールズ【オルガル】：可愛い女の子が3D空間を派手に動く美少女RPG
オルタナティブガールズ【オルガル】
オルタナティブガールズはサイバーエージェントが運営する美少女RPGだ。オルタナとなる12人の女の子が夜獣（ナイトビースト）と呼ばれる者と戦うゲームで、プレイヤーは12人のキャプテンとなり交流をはかっていく。一般的なスマホRPGの楽しみは勿論、一部の交流はVRモード搭載という意欲的なシステム。そしてハコスタなどVRを所持していなくても擬似VRで画面が自由に動きまわる中、美少女達を追っていける新感覚の楽しみがある。
美少女達が所狭しと動き回るストーリーモード
たぶん企画として、美少女をVRで体験できるゲームを提供しよう→スクストを応用したら面白そう→ストーリーや戦闘までVRにすると非VRユーザーが離れそう→特別なイベントのみをVRにして印象づけよう。……こんな流れだと思います。なのでVRはメインコンテンツ。VRモードでプレイヤーが楽しむには、綺麗な3D空間でキャラの挙動を頻繁に変える必要がある。さらに挙動だけでなく立体を視認できる事を生かしてキャラの遠近を変えたり左右に走ったり……VRで美少女達は本当にしっかりと動く。ラブライブがVR化したらこんな感じかなぁっと。たぶん、一般大衆向けにVRで美少女を体験できるゲームはオルガルが初かと。
▲非VRの場合、スワイプで画面移動するモードとスマホを直接移動させるモードがある。
で、ハコスタなどVR関連機器を持っていないプレイヤーはどうかと言えば、これも凄い。VRモードがあるシーンはスマホの向きを変えると画面が360度動く。キャラがいる真後ろを向く事も可能。美少女が走って横に移動したら、画面を横に移動して追いかけて……と擬似的にVRの動きを楽しむ事ができる。キャラが本当に良く動くので、これがまた楽しいのだ。なんだかんだでハコスタは面倒臭いので、私はVRは何度か堪能した後、お蔵入りでこの擬似VRモードを楽しむと思う。
ストーリーモードやキャラ固有イベントはこの応用だ。VRモードのようにプレイヤーが自由に視点を変更する事こそできないものの、1テキストごとにキャラが派手に動く。手などの部分挙動だけでなく、身体全体の変化や、歩いたり走ったりなども含み、単なるノベルゲーム風とは言えない。目を凄く楽しませてくれる。
派手で目を引く戦闘シーン
さて、戦闘はどうかと言えばオーソドックスなコマンド式。各キャラ複数のスキルを所持しており、使用するとそのスキルは数ターン使用不可になる。また、信頼度によって協力プレイが発生(攻撃がクリティカルになる?)。でも、まあ戦闘システムそのものにアピールポイントはない。
ただ、戦闘の演出については大きなアピールポイントだ。ストーリーと同じように派手なカメラワークと華麗な動作で目を楽しませてくれる。味方の攻撃方法1つ1つに派手なモーションがあり、敵の攻撃を受けた時なども派手に吹っ飛ぶなど大袈裟とも思える過剰演出で目を唸らせる。まあ、オルガルは何においても演出が素晴らしいと思ってもらえれば。
▲協力要素であるSOUL LINKが発動すると、攻撃が強化される。
気になるのはスキル連発ができないから長期戦になるほどプレイヤーのヘイトがたまりそうな事。敵が他RPGより固いんだよね。イベントで強敵が出た場合はしっかり攻略する前にリアイヤが続出しそう。
普通にクエストを進める戦闘以外に、PvPもある。3vs3でよくあるCPU VS CPUではなく、プレイヤー Vs CPU。プレイヤー側はコマンド入力できる。と言っても相手はCPUなので多少無茶が効く。階級などもあり、上位に昇るたびに報酬も。
着替え、新密度上げ……ギャルゲー要素万歳のオルタナティブガールズ
さて、肝心のシステムだがスクエニのスクールガールストライカーズやコロプラのバトルガール ハイスクールがベースになっていると思う。主人公はある学校にいる12人の美少女のキャプテンとなり学園生活を送る。キャプテンなので12人のケアをしなければならない。なお、恋愛は禁止のようだ。(破るためにありそうな規則だ)
トレーニング(放置要素)して新密度を上げたり。着替えを楽しんだりできる。なお着替えはストーリーモードにも反映される。新密度が上がるとキャラストーリーの開放の他に戦闘時にサブキャラを連れたりと言った戦力要素もある。
まあ、着替えはスクストのようにイベント入手とかあるんだろうなと思っている。リリースはちょうど7月だし水着イベントでもやりそう。VRと水着って愛称抜群……と言うか男が今VRで実現して欲しい要素だと思うから限定にしたらガチャ馬鹿売れだろうなとか邪推してしまう。初スマホVRRPGなので人気が出そう。
12人の女の子は夜獣（ナイトビースト）と戦う事を宿命付けられた「オルタナ」と呼ばれる戦士。12人のキャプテンとなった主人公が妃十三学園の理事から生徒誘拐殺人事件、通称「吸血鬼事件」の解決を依頼される……というストーリー。オープニングなどから伝奇的な展開が予想される。物語は世界観よりもキャラの個性に焦点を当てている。そのため、12人もいるのに個性豊かな各キャラが覚えやすく、さらに親しみやすい。(このキャラのつくりはスクストに似てるかも)。キャラの挙動を合わせて掛け合いが面白いので、ついついシナリオを進めてしまう魅力がある。
▲now Loadingの時は様々な1コマ漫画が。数がかなりあるので、これを見るためロード画面が楽しみに。
オルタナティブガールズは、個人的にギャルゲーRPGとして最近の中で傑作であると思う。ヌルヌル動くキャラが本当にすごい。Live2Dの本髄を味わえるので、一度試してみてはいかがだろうか。とりあえずインプレッションレビューなのでもう少し遊んでから、特にストーリー方面の内用を追記していく予定だ。
